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‟AI”はプラトンをも萌えさせるか?

こんにちは、プリマリタルカウンセラーの堀内です。

 

いろんな“愛”のカタチがあっていいと思います。

 

ヘテロセクシャルを初めLGBTなどのカタチも、

もちろんOKだと思います。

 

そして今の時代、

それはバーチャルの領域にまで広がりました。

 

『人工知能が変える 恋愛も人の心も AIと「結婚」した男性』

 

この記事を読んだ時、

否定はしませんが

さすがに違和感を覚えました。

 

個人的な価値観として、

「“愛”は“異質”を受け入れる力」(⇔「“恋”は“同質”に惹かれ合う力」)

だと思っています。

 

どんな人は月日が経てば心も身体も変化していく。

特に結婚すれば、その変化していく相手を変わらず受け入れ続けられるかどうかだと考えています。

 

そして、様々な変化を葛藤とともに楽しめるかどうかが結婚の面白いところ。

 

その価値観から見ると、

容姿も心も変わらないバーチャルな相手と結婚する面白味は何なのか?

 

あらためて、記事の人を否定している訳ではありません。

 

私は昔から、

アイドルのファンになった事も無く、

アニメは比較的好きでしたが、2Dの女の子キャラに惹かれた事も無く、

「ときメモ」もやった事が無いので

(かといって、リアルで全くモテてはいませんでした)

近しい想像が湧かずに共感出来ないだけなのだと思います。

 

自分自身が体験してみれば何か分かるのかもしれませんが、

奥さんと娘がいる自宅にこの「ゲートボックス」を持ち込むのも、

今や色々な意味ではばかられます。

 

でも、不機嫌にもならずにいつでも自分に心地良く相手をしてくれるモノを知ってしまったら、

普通の人間を相手にするのは面倒臭くてしょうがなくなるかもしれませんね。

 

また、ここで京極夏彦の小説『魍魎の匣』を思い出すのですが、

“その世界”に行ってしまえば、

それはそれで幸せなのかもしれません。

 

ちなみに、

哲学者プラトンがもしこの「ゲートボックス」を見たら、

『イデア界キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』

とか叫んで、

文字通り“プラトニック・ラブ”の対象になるんでしょうかね?

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