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陥りがちな罠“正解探し”

こんにちは。

 

あり方コンサルタントの堀内です。

 

これを読んでいただいている方の中には、

これから副業で自分の好きな事をやっていき、

後々はビジネスとしてやっていきたいと思っている方もいるかもしれません。

 

今日は、そんな方々が陥りがちな

「心の罠」

について話してみたいと思います。

 

私が関わっている講座では、

自分の好きな事をビジネスにしようと走り始めた方や、

スキルを持って独立した方が多くいらっしゃいますが、

そんな方に講座のなかでよく「自分が今、困っていること」をアウトプットしてもらいます。

 

そのアウトプットでよくあるのが、

「私がした選択は合っているか分からなくなる」

「このやり方が間違っているのではと不安になる」

…等々

まとめてみると

「(自分が)合っているのか間違っているのかが分からず不安になる」

というもの。

 

やった事が直ぐに結果として見えてこない場合、

こういった不安は出やすいですよね。

 

ただ、この場合の結論から言えば、

「その時の判断・選択・やり方は、その時点で良し悪しの判断は出来ない」

と思います。

そう伝える根拠を分かりやすく説明してくれているのが、

『“これまで”が“これから”を決めるのではなく、“これから”が“これまで”を決める。理論物理学者・佐治晴夫さんインタビュー』

https://greenz.jp/2014/03/13/haruosaji/

という記事。

記事の中で佐治先生が言うように、

「“これまで”が“これから”を決めるのではなく、“これから”が“これまで”を決める」のであれば、

「その時の判断・選択・やり方は、その先結果が出た時点で遡って良し悪しが決まる」訳で、

つまり「その時点では良し悪しの判断はほぼ不可能」(=考えるのは無駄)という事。

(同じ仕事を長く続けられている方や、関わる分野に精通されている方はこの限りではありません⇒これが“ほぼ”と付けた理由)

 

個人事業でビジネスを展開していく場合、色々とチャレンジと失敗を繰り返しながら、

結果的に上手くいったやり方等が「その人の正解」となるので、

道の途中で「合っているか不安」という気持ちが出てくるのは心理的に当然だとしても、

そこで立ち止まってあれこれ考えて時間とエネルギーを消費してしまう位ならば、

その時間とエネルギーを何でもいいから動いてみる事に使う方がいいと思うんです。

 

それで結果が出なければ、「このやり方は自分には合っていなかったんだ」と判断出来る訳ですから。

 

そうは言っても人間ですから、なるべくリスクを減らして無駄な事はしたくない。

回り道せずに、楽にイイ結果を得たいですよね。

 

周りには、それを叶えてくれそうなツールもいっぱい見かけるし…

 

でも、そう思えば思うほど、ツールに頼れば頼るほど、望む未来は遠のいていく…

と考えています。

 

ここで話が少し長くなってしまいましたので、

この続きは次回

「“正解探し”をしてしまう心の背景」

を中心に話してみたいと思います。

 

ありがとうございました。

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