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“正解探し”をする背景

こんにちは。

 

あり方コンサルタントの堀内です。

 

前回、ビジネスを展開していく上で、

やり方の「正解探し」をしてしまいがち、

という話をしました。

 

詳しくは前回のブログ

『陥りがちな罠“正解探し”』

をご覧頂くとして、

今回はそれをしてしまう“背景”について話したいと思います。

 

結論から言って、

1番の原因として考えられるのは現在の“学校教育”によるものかと。

 

特に定期テストが“正解探し”に大きく関係していると思います。

 

定期テストは本来、生徒(学生)の学習の習熟度を確認するためのものです。

だから重要なのはテストの結果から自分の現在地を確認して、

そこからどうしていくのかを考える事です。

つまりテストは「手段」です。

しかし、テスト結果の良し悪しがほぼそのまま自分の評価につながる事から、

テストが(評価を得る為の)「目的」になってしまっている。

(この辺りの事は、千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長が詳しく述べています)

しかもテストは基本「問題に対して正解は1つ」です。

なぜならば、採点する先生側が「正解・不正解」の判断がしやすく楽だからです。

色々な解答が考えられる問題は、解答の良否を判断するのに時間がかかり、

ただでさえ忙しい先生の手間が更に増えます。

そんなテストで良い結果を得るという目的を達成する為、

生徒(学生)はテストで正解を選択する為に

“記憶”“テクニック”を身に付ける反復練習(=苦行)を習慣化し、

その習慣が染みついてしまっているように感じます。

そして、無意識に「正解は1つしかない」と信じてそれを探すようになる

 

ここでは現在の学校教育システムが悪いと言いたいのではなく、

つまりそこで身についてしまう習慣が

無意識に自分の足を引っ張っていると言いたいのです。

 

個人事業でビジネスを展開していく場合は、

特にその染みついた習慣が弊害になります。

正解のやり方は無い、努力は結果に結びつかない事が多い世界では、

学校教育で身についた対処法がほぼ役に立ちません。

今までの(学校教育で染みついた)習慣が通用しないから、

むしろそれで不安や迷いが多くなっていく。

 

そんな感じになっているのではないでしょうか?

 

では、その無意識にまでなっている習慣を変えるには?

 

それはズバリ、

「新しい習慣で変える」

しかありません!

 

これについては現在、私が関わる講座で詳しい内容をお伝えしているので、

ご興味のある方は一度ご連絡下さい。

 

ただ、今までの自分を変えてくれるのは、

他の誰でもない「自分だけ」ですよ!

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