こんにちは。
プリマリタルカウンセラーの堀内です。
私はもう一つの顔「あり方コンサルタント」の場面で、
よく家庭をお持ちの女性起業家さんとお話しをします。
その方達の、特にマインド面をサポートしている事から、
プライベート的なお話しも聞きますが、
その中でよくあるのが
「家事・育児をやっている事に自信が無い(価値を見出せない)」
というものです。
そう思う背景は様々ですが、
共通するポイントは
「それによって直接の対価(お金)を得ていない」
という事です。
その話を聞くたびにいつも
「本当に家事・育児には価値がないのだろうか?」
と疑問に思います。
仕事をして、その対価として給料をもらうという今の社会の価値観からみれば、
直接的に対価を得られない「家事・育児」を通しては、
確かに自分の社会的価値を確認しづらいとは思います。
では、「家事・育児」を外注したらおおよその価値がわかるのでは?
そう思う折、
こんな記事を見つけました。
『家事・育児のお値段は月20万円?「収入が低い方が家事・育児をする」に対するモヤモヤの理由』
この記事によれば、
「家事・育児」を外注した場合、約21万円/月掛かるとの事。
つまり月収約21万円(年収約252万円)の仕事をしているに等しいんです!
これってそこそこの収入ですよね?
社会的な価値観と比較しても、「家事・育児」は決して価値の無い仕事ではありません。
さらに、これにプラスして年収100万のパート(扶養控除を考慮して)でもしようものなら、
年収約350万!
こうれはもう、正社員にも引けを取りません!
そして話は戻りますが、
実は記事を読んでいる時に重大な事に気付いてしまいました…
それは
「『出産』の価値が出ていない…!」
(記事の前提が男性も含めている為だからだと思いますが)
そこで「代理出産費用」を調べてみると、
アメリカ:2000万円前後
ロシア:500~1000万円
アジア諸国:200~600万円
価格はその国の生活水準等を反映していると思われますので、
日本で考えると、大体1500~2000万円位になるでしょうか?
つまり女性は妊娠から出産の約1年間で、
年収約1500~2000万円の仕事をしているんです!
どうですか?
約1年間とはいえ、日本で年収約1500~2000万円の価値を生み出している人はどの位いるでしょうか?
これも調べてみると、0.78%(2014年)!!
(出典:https://www.nenshuu.net/salary/contents/kaikyuu.php)
この数字を見てどう思いますか?
(特に男性のみなさん)
私は、出産して子育てをしている女性に頭が上がりません…
「家事・育児」をしている事に価値を感じられない皆さん、
更に出産をした女性は堂々と自信を持って下さい!
みなさんは社会に十分な価値を提供しているばかりか、
あなたが社会・日本・ひいては世界を支えているんですから!